素数の性質/不等式/漸化式

前に素数に関したものを考えていた時,素数同士の差をみてみました.
$n$番目の素数を$p_n$として,$p_{n+1}-p_n$を見てみると,
きれいに下が一直線になりました.
次に$p_{n+2}-p_n$についても見てみると,
となり,これも下がきれいに一直線になっています.
以上より,
$$p_{n+1}-p_n\geq2\,\,(n\geq2)\cdots(1)$$
$$p_{n+2}-p_n\geq6\,\,(n\geq3)\cdots(2)$$
が成り立ちそうですね.また,$n\geq3$において,(1)と(2)を足すと
$$p_{n+2}+p_{n+1}-2p_n\geq8\,\,(n\geq3)\cdots(3)$$
となり,これも見てみると,下の一直線はまだ保っています.
これ以降,例えば$p_{n+4}-p_n$や$p_{n+8}-p_n$などはきれいな一直線性は失われていました.素数は不思議ですね.